アンビック、2億台以上のIoTデバイスに電力を供給する、マイルストーンを達成

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2023 年 6 月 13 日

•    シンガポールのテクノロジーデザインセンターの拡張と、グローバル展開をサポートするために地域の人材をさらに採用することを計画
•    イノベーションの戦略的拠点としてのシンガポールへの取り組みを強化
•    エネルギー効率の高い半導体イノベーションの開発により、あらゆる場所でインテリジェントデバイスの実現を目指す

バッテリー駆動のIoTエンドポイントデバイス向けに、エネルギー効率を数倍に高める超低消費電力の半導体ソリューションを提供する、業界リーダーのアンビック(Ambiq®、本社: 米テキサス州オースティン)は、今年の初めに、2億台以上のIoTデバイスに電力を供給するという大きなマイルストーンを達成しました。
成長戦略に沿って、2022年4月に開設したシンガポールのテクノロジーデザインセンターを拡張し、増大する需要に対応するとともに、回路設計能力をさらに強化する予定です。この拡張の一環として、アンビックは、チームを強化し、グローバル展開をサポートするために、地域の人材を積極的に採用しています。

デザインセンターの拡張により、アンビックは製品開発のための集積回路(IC)設計チームをシンガポールに設立することが可能になります。さらに、独自のプラットフォームSPOT®テクノロジーに基づいて構築された、次世代半導体技術の開発に注力する現在のチームの成長を促進できます。

アンビックは業界リーダーとして、スマートIoT向けの信頼性の高い超低消費電力半導体を製造しています。当社のApollo SoCファミリーは、ウェアラブルやエンドポイント機器を1回の充電で数週間から数ヶ月使用することを可能にします。2019年には、シンガポール政府、Excelpoint社、iWOW社と協力して、このテクノロジーに基づき、COVID-19感染拡大の際に接触者の追跡とコミュニティ拡散への対策を促進するTraceTogetherデバイスを実現しました。これらのデバイスは、アンビックのApollo3 Blue SoCを搭載しており、Bluetooth信号を使用して近くにある他のデバイスを追跡します。これらのデバイスは、再充電せずに4~6ヶ月使用することができます。

アンビックのテクノロジーは、職場の安全設備、ゲーム機器、スマートホームオートメーション、産業用IoT、医療およびフィットネス用ウェアラブルなど、多様なアプリケーションでさまざまな業界に影響力を広げています。さらに2023年4月に、アンビックは世界的に有名なテクノロジー企業であるシャオミと協力して、独自のApollo4 Plus SoCを搭載した新しいRedmi Watch 3を発表しました。

アンビックの会長兼CEOである江坂文秀は次のように述べています。「当社のシンガポールのテクノロジーデザインセンターは、ASEAN地域における技術革新の成長を促進する上で重要な役割を果たすでしょう。アンビックがグローバルに事業を多様化し、成長し続ける中、デザインセンターの拡張は、シンガポールにおける当社のコミットメントと投資の道標としても機能し、開発チームの成長を可能にします」

 シンガポール経済開発庁(EDB)の戦略的投資部門であるEDBIは、2018年のシリーズE資金調達以来、その確立されたネットワークを通じてアンビックの地域拡大を促進する上で重要な役割を担っています。

EDBIのCEOであるPaul Ng氏は次のように述べています。「アンビックの継続的な拡大は、同社のシンガポールにおける最先端半導体技術の人材育成への取り組みを再確認するだけでなく、地域の魅力的なイノベーションハブであるということを反映しています。EDBIは、アンビックの長年に渡る戦略的パートナーとして、シンガポールを起点としたアジアにおけるアンビックの継続的な成長を促進することに引き続き取り組んでいきます。当社は、アンビックがこの重要なマイルストーンに到達したことを祝福するとともに、才能ある人々が同社の変革の旅に参加することを心より歓迎します」

アンビックは、シンガポールを拠点とする最先端の開発およびICエンジニアリングのチームと営業担当を積極的に採用しています。アンビックで大きな影響力を発揮したいとお考えの方は今すぐEDBIのタレントポータルにアクセスしてください! 

 

アンビックについて 

アンビックは2010年の創立以来、エネルギー効率が高く、持続可能な、データ駆動型の世界を実現するために、あらゆる場所でインテリジェントデバイスを可能にする超低消費電力の半導体ソリューションを開発するというミッションを掲げています。アンビックは、コンパクトな工業デザインで最大限の機能を提供しながら、1回の充電で数日ではなく数週間使用できる製品を、世界の主要メーカーが開発するのを支援してきました。私たちの目標は、アンビックの高度な超低消費電力システムオンチップ(SoC)ソリューションを使用して、モバイルおよびポータブルデバイスの未知の分野に人工知能(AI)を導入することです。2023年3月に2億台以上の出荷を達成しています。アンビックの詳細については、こちら(www.ambiq.com)をご参照ください。 

 

EDBIについて

1991年創業のEDBIは、シンガポールに本拠を置く世界的な投資会社です。情報通信技術(ICT)、新興技術(ET)、ヘルスケア(HC)から、シンガポールの戦略的産業における前途有望な中小企業まで、厳選された成長性の高いテクノロジー分野に投資しています。EDBIは価値創造型の投資会社として、広範なネットワーク、リソース、専門知識を活用して、企業の野心的な目標達成を支援しています。
EDBIは、成長資金を活用して、シンガポールからアジア全域、さらに世界への展開を目指す企業を支援しています。詳細については、https://www.edbi.com/をご覧ください。

 

メディアの方のお問い合わせ先
Charlene Wan, VP of Branding, Marketing and Investor Relations, Ambiq
cwan@ambiq.com

アンビック広報担当 本田 真由美
mayumi.honda@ambiq.com

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