アンビック、重要な環境アラート向けの電力不足に対応する、環境発電リファレンスデザインを紹介
AIを搭載した4-in-1環境センサー内蔵の、独自の環境発電リファレンスデザインの
ライブデモをEmbedded World 2024で展示
2024 年 4 月 3 日
バッテリー駆動のIoTエンドポイントデバイス向けに、エネルギー効率を数倍に高める超低消費電力の半導体ソリューションを提供する、業界リーダーのアンビック(Ambiq®、本社: 米テキサス州オースティン、CEO:江坂文秀)は、Embedded World 2024 で革新的なライブデモを行います。このデモでは、民生用電子機器向けの微小電気機械システム(MEMS)をベースにしたセンシングソリューションのテクノロジーリーダーであるBosch Sensortecの、ガス、圧力、湿度、温度のAIを搭載した低消費電力で高精度4-in-1環境センサーのBME688を内蔵した、環境発電リファレンスデザインのHarvestKitをご紹介します。
アンビックのApollo3 Blue SoCにより、HarvestKitは高性能エッジコンピュートノードとして機能できるようになります。AIやその他の複雑なアルゴリズムをシームレスに実行しながら、環境から収集したエネルギーのみで動作するため、バッテリーが不要になります。このリファレンスデザインは、さまざまなワイヤレス接続アプリケーションの魅力的なユースケースに使用できます。
BME688は、揮発性有機化合物(VOC)、揮発性硫黄化合物(VSC)、および一酸化炭素や水素などの他のガスの存在を10億分の1(ppb)の範囲で検出できます。高リニアリティおよび高精度の圧力、湿度、および温度ガスセンサーを統合しており、さらに、ユーザーは、BME AI-Studioソフトウェアツールを使用して、新しいユースケース向けにBME688センサーをトレーニングすることができます。この直観的なプラットフォームが、センサーの設定、データ分析、ラベリングを容易にするため、ユーザーはアプリケーション固有のソリューション向けにBME688センサーをトレーニングできるようになります。対象となるアプリケーションには、スマートホーム、臭気検知、室内空気質、育児用オムツの状態、細菌の繁殖による食品腐敗などが含まれます。
Bosch Sensortecのグローバルビジネス開発の責任者であるMarcellino Gemelli氏は次のように述べています。「AI搭載の当社の環境センサーBME688を内蔵したアンビックのHarvestKitは、顧客にとって優れたリソースであり、開発プロセスを簡素化し、幅広い民生用電子機器アプリケーションのプロトタイピングを迅速化します。当社のセンサーの高度なセンシング機能を最大限に活用できるようになり、多様な概念実証が可能になります」
Bosch SensortecのBME688環境を搭載したアンビックのApollo3 Blue Energy Harvestingリファレンスデザイン、HarvestKitは、Embedded World 2024のアンビックのブースに展示されます。詳細については、ミーティングを予約してください。
アンビックは2010年の創立以来、より健康で、クリーンな、生産性の高い世界を実現するために、あらゆる場所でインテリジェントデバイスを可能にする超低消費電力の半導体ソリューションを開発するというミッションを掲げています。アンビックは、コンパクトな工業デザインで最大限の機能を提供しながら、1回の充電で数日ではなく数週間使用できる製品を、世界の主要メーカーが開発するのを支援してきました。私たちの目標は、アンビックの高度な超低消費電力システムオンチップ(SoC)ソリューションを使用して、モバイルおよびポータブルデバイスの未知の分野に人工知能(AI)を導入することです。2023年10月に2億30万台以上の出荷を達成しています。アンビックの詳細については、www.ambiq.com をご参照ください。
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